シーズアスリート(3)
11年前のロンドン大会の時に、ゴールボール選手として参加できなかったのが現在のヘッドコーチの工藤です。
当時、落ち込んでいた彼に「指導力があるから指導者の道を選べ!」と言い、ロンドンに連れて行きました。彼は私の言いつけ通り、朝から晩まで全試合を観て来ました。そして11年後、日本代表のヘッドコーチにまで成りました。
私は適材適所なのだと思っています。
彼は選手としてよりも指導者として、リーダーとして最も采配力がありました。
そして先日の試合では、ヘッドコーチ工藤の下、コートに小宮選手、萩原選手、新井選手が立ちました。
試合に勝利し、パリパラリンピックの出場権を獲得した時に、工藤から私に「社長、やりました!」と連絡がありました。涙が出るほど嬉しく、また、シーズアスリートを立ち上げて本当に良かったと思った瞬間でした。
ヘッドコーチの指導の下、選手たちは日々の練習をとても頑張っております。パリパラリンピックまであと数か月となりました。是非一緒に盛り上げていきましょう。