仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2024年02月アーカイブ

2024年02月07日

経営方針から考える(5)

「当たり前のことを当たり前に徹底してやる」は経営の神様、松下幸之助さんの教えです。私は松下さんのような経営者になりたくて、彼の本からたくさん勉強しました。当たり前のことがわかっていないということを正直に自覚する必要があり、原因の原因がわからない限り前には進めません。設計図の設計が立てられません。

誤解されるような行動や言い訳はせず、挨拶、礼儀、感謝、謝罪、これらの当たり前のことを当たり前にしっかりやるという意味を、今一度各自で考えてください。そして「徹底してやる」がポイントなのです。

このような考えをもって第41期の経営方針を「徳を積む」とします。日々意識して、様々な事に取り組んでいただければと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2024年02月07日 09:00 |

2024年02月21日

大福帳に学ぶ

先日、ある企業でチャレンジド・アソウの訓練生の就業がスタートしました。話を聞くと、アソウ・ヒューマニセンター社員からの紹介で就職が決まったとのことです。こういったつながりは非常に嬉しく、重要なものだと感じます。

昔、大福帳というものがありました(貸し借り帳の事で、受けた恩をしっかり返すと大福になるというもの)。紹介をしてもらった場合は「借り」、紹介をした場合は「貸し」というものをしっかりと記録し、受けた恩はきちんとお返しするようにしてください。

来期の全社スローガンは「徳を積む」です。私が申し上げている「徳を積む」ということは、「していただいたことに対し、きちんと恩返しをしましょう」ということなのです。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2024年02月21日 13:33 |

緊張の捉え方

「人前に出るのは緊張する」とよく言いますが、緊張の心理的要素は1つだけです。普段以上に良く見せようと思ったときに、人間というのは緊張をします。つまり普段のままでもおかしくないよう、当たり前のことは当たり前にやるようにしなさいということを、皆さんにお伝えしたいです。

元卓球選手の石川佳純さんは、「戦いの準備ができ、準備が整ったという事が<緊張する>ということ」だと考えるそうです。ですから緊張を、日頃以上のパフォーマンスが出来る準備が整ったという風に捉えましょう。つまり、緊張するということをどう捉えるかなんだと思います。プラスに捉えれば戦いの準備ができ、良いパフォーマンスが出来る準備が整ったという事になります。全ては自分自身が良いと考えるか、悪いと考えるかのどちらかなのです。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2024年02月21日 13:36 |