相手本位
生きていくうえで経験する成功や失敗、
これらはすべて自分の糧になります。
無駄なことは一つもありません。
「相手の為に」、「相手の立場で」
この二つは似ていますが、実は違うことがわかります。
「相手の為に」は、自分が相手を満足させるということ
=自分が主体(自分の立場)
「相手の立場で」は、相手が満足するということ
=相手が主体
「相手の為に」は自分が主体であるため、
自己満足になる危険性があります。
相手の立場に立ってものを考えられるようになると、
相手の状況やその場の雰囲気を察知し、
相手に喜んでいただける対応ができます。
人間は、自分のことより相手のことで頑張る方が力が出るのです。自分の喜びよりも他人の喜びの方が嬉しくなるのです。
その人に喜んでいただけるように
損得を考えず、誠心誠意行動すれば
めぐりめぐっていつか自分に返ってくるものです。