タイミング
いつも思うことですが、世の中にはタイミングがいい人と悪い人がいます。
仕事においても、報告するタイミング、アポを入れるタイミング・・・など、
タイミングのいい人と悪い人と分かれます。
その違いはどこにあるのでしょうか。
タイミングが悪い人は自分の状況で物事を判断しているということ。
逆に、タイミングがいい人は相手の状況を慮れるということ。
また、同じように気が利く人と利かない人がいます。
気が利く人は、生まれつき気が利くかというとそうではありません。
相手を喜ばせたいと思い、相手のことを思いながら行動するから気が利くようになるのです。
私は、通勤時エレベーターでよく社員と一緒になります。
すると、何も言わずして私が降りるのボタンを押してくれる人もいれば、
挨拶だけして何もしない人もいます。
私が何階に出勤するか、ということはわかっているのですから、
さっとボタンを押してくれる人が、やはり気が利くなと思います。
他にも、大きな荷物を持ち作業服を着ている方と
エレベーターでよくお会いしますが、
作業服を見れば○階の○○会社の方だとわかりますので、
その階のボタンを押してあげられる人が気が利く人です。
この差は生まれつきついているわけではありません。
習慣の問題です。
自分の状況で仕事をするのか、相手の状況で仕事をするのか。
相手を喜ばせたいと思うかどうか。
これは心の根底の問題です。
相手を喜ばせたいと思い、相手の立場を考えて仕事を進めていけば、
きっと声がかかる人材になると思います。
ぜひ、そのことを心がけて、仕事に取り組んでいただきたいと思います。