仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2012年06月13日

ネクタイのルーツ

クールビズが始まって一週間。

ネクタイを外すようになり、なんだか首元が淋しくなりました。

ネクタイはつけてもつけなくてもよさそうなのですが、
ビジネスの場ではつけるのが当たり前、誰もがしています。

私も社会に出て40年近く、ずっとネクタイをしていましたので
していない今、不思議な感じがします。

ふと疑問に思ったのは、「ネクタイは誰がつけ始めたのかな」ということでした。

歴史を調べてみると、2世紀初頭にローマ兵士たちが防寒のために
首に巻いたウールの布が始まりのようです。
戦地へ向かう兵士の無事を祈って妻や恋人が贈った“お守り”でした。

ネクタイのことといえば、柄や色などしか気にしていませんでしたが、
当たり前と思っていたネクタイに、実はこのような歴史があったことに驚きました。

仕事に置き換えても同じことが考えられます。
当たり前と思って行なっている仕事を、なぜこの仕事をする必要があるのか、
何のためにしているのか疑問に思わなければいけません。

今までのやり方や考え方に捉われていないでしょうか。
疑問に思い、その仕事を突き詰めてみると
やらなくてもいい仕事かもしれませんし、もっと効率化を図れるかもしれません。

なぜ?という疑問を、仕事一つ一つの中に持って頂きたいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2012年06月13日 19:41 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ