仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2012年05月25日

言霊

私は現在、朝礼や講演会、会社説明会など、
人前で話をする機会が多くありますが、
以前からこのように話せたかというとそうではありません。
20代の頃は、人前で話すことが非常に苦手でした。

しかし、自分は話が下手だと思っていましたので、
これではいけないと思い訓練をしました。
相手に届くよう、自分の思いを伝えるように心がけています。

言葉というのは、魂が入っているかいないかで、
ただの音に聞こえるのか、相手の胸に届くのかが変わります。
それが言霊(ことだま)です。
自分の言葉に魂が入った時に、相手に言霊として伝わるのです。

上手く話そうと思う必要はないですが、気持ちを込めて話さなければいけません。
気持ちが込められるかどうか、一番大事なことはまず自信を持つということです。


私が尊敬する経営者、GEの前CEOジャック・ウェルチは3Sを提唱しています。

セルフコンフィデンス(自信)、
シンプル、
スピード が重要です。

自信があれば考え方がシンプルになり、その分スピードが速くなります。

逆を考えてください。
自信が無ければ、あれやこれや物事を複雑に考え、
実践のスピードは遅くなる一方です。

自分が今取り組んでいることを、
自信を持って、信じて行っているか、不安に思いながらやっているか、
スピードが遅い人の原因はこれだけです。


仕事をする上でコミュニケーション・言葉は欠かせないもの。
自信があれば言葉に魂が入り、言霊となり、相手に伝わります。
それが仕事に出てくるものだと思います。

自分に自信を持つということは、字の通り、
自分で自分自身を信じられるかということです。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2012年05月25日 20:15 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ