初任給
先日は、弊社新入社員の初給料日でした。
一人ずつ、私が明細を手渡しましたが、
入社式のときと比較すると、いい顔つきになっていました。
新入社員からは、
「研修中にもかかわらず、給与をいただきありがとうございます。
これは先輩方が働いて稼いだお金なので、
自分も一日も早く、会社に貢献できるよう頑張ります」、
という言葉がありました。
社会人は、お金を出して授業を受ける学生とは反対です。
新入社員は、上司や先輩から教えてもらわないと何もできません。
教えていただいている立場なのに、給与をもらえます。
このことを理解できていれば、
自ずと自分が何をするべきかがわかると思います。
また、初任給の使い道を尋ねると
親と食事に行く、プレゼントをする、など考えているようです。
私が22歳のときはそんなことは思っていませんでしたので、
とても立派だと思いました。
しかし、感謝の言葉を伝える、食事に連れて行く、
何かをプレゼントするなども立派な親孝行ですが、
最大の親孝行は、1日でも早く世の中のお役に立てるようになることです。
私も親ですから、そう思います。
子どもを育ててよかったと思うのは、
子どもが世の中のお役に立っていると実感したときです。
そして、本日配属の辞令を出しました。
今まで研修で学んだ事を実践するときがやってきました。
今日の日の気持ちを忘れずに、成長してほしいと思います。