仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2012年05月14日

初任給

先日は、弊社新入社員の初給料日でした。

一人ずつ、私が明細を手渡しましたが、
入社式のときと比較すると、いい顔つきになっていました。

新入社員からは、
「研修中にもかかわらず、給与をいただきありがとうございます。
これは先輩方が働いて稼いだお金なので、
自分も一日も早く、会社に貢献できるよう頑張ります」、
という言葉がありました。

社会人は、お金を出して授業を受ける学生とは反対です。
新入社員は、上司や先輩から教えてもらわないと何もできません。
教えていただいている立場なのに、給与をもらえます。
このことを理解できていれば、
自ずと自分が何をするべきかがわかると思います。

また、初任給の使い道を尋ねると
親と食事に行く、プレゼントをする、など考えているようです。
私が22歳のときはそんなことは思っていませんでしたので、
とても立派だと思いました。
 
しかし、感謝の言葉を伝える、食事に連れて行く、
何かをプレゼントするなども立派な親孝行ですが、
最大の親孝行は、1日でも早く世の中のお役に立てるようになることです。

私も親ですから、そう思います。
子どもを育ててよかったと思うのは、
子どもが世の中のお役に立っていると実感したときです。

そして、本日配属の辞令を出しました。

今まで研修で学んだ事を実践するときがやってきました。
今日の日の気持ちを忘れずに、成長してほしいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2012年05月14日 20:44 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ