数字は嘘をつかない
3月も一週間が過ぎ、随分あたたかくなりました。
年度末のこの時期、
今年度中にやらなければいけないことを実行すると同時に、
来年度の計画、予算、戦略を考えなくてはいけません。
弊社でも先月から来期戦略について、各部門と会議が続いていました。
私は社長ですから、全部門と会議をするのですが、
その中で現状分析ができている部門とそうでない部門に
差があるなと感じました。
現状を認識できていなければ、今後の計画も立てられません。
今までの数字を振り返り、何を意味しているのか読みとる必要があります。
数字が意味していることが理解できるようになると、戦略を立てることができます。
数字は嘘をつきません。
ここを補填しなさい、ここが弱いから強くしなさいと言っているのは数字です。
現状分析が深ければ深いほど、
今後のやるべきことが明確で、戦略もシンプルです。
ですから、まずは過去の振り返り、現状分析をすることが大切です。
また、人によって経営者の考え方かサラリーマンの考え方か、
差があるとも感じました。
経営というものは、自ら考え、自ら行動し、自ら責任を取るというものです。
自ら考えず、言われたことだけをやり、成り行き任せのことだけをやって、
ただ出勤して給料だけもらっていては新しい発想は生まれません。
サラリーマンの考え方しかできません。
ぜひ、各人が経営者の考え方を持っていただきたいと思います。