期待と要求レベル
上司は部下に「期待」をしています。
その「期待」が、その人に対する要求のレベルに表れます。
当然、期待している人には要求レベルが高く、
一方、期待していない人には要求レベルが低くなります。
あの上司からはいつも厳しく言われる、と不満に思うのではなく、
私にそこまで期待をしてもらっているんだと捉えることが素晴らしい考え方です。
逆に、低いレベルしか要求されないのであれば、
この人にはできないだろうと思われているかもしれません。
うるさく言われなくていいや、と安心している人は
これから先も期待されないでしょう。
悔しい!!と発憤しなくてはいけません。
私の一番好きな経営者はGEのジャック・ウェルチです。
ジャック・ウェルチは、社員に対して非常に高い要求をします。
目標を達成しても、「よくやった」ではなく、次々に要求を高くしていきます。
だから、世界企業を創り出すことができたのです。
上司から要求されているレベルはどのくらいなのか、考えてみてください。
私は、新入社員も含め、社員には要求レベルを高く持ちます。
それだけ期待していますから、ぜひ期待に応えられるような行動をしていただきたいと思います。