仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2009年10月20日

戦法

先日、私は暖房を購入しました。
商品を購入して代金を振り込むと、翌々日、手書きの葉書が来ました。

「早速のご入金ありがとうございます。何かご用命の際はいつでも…」
という内容です。
このすばやいお礼状に驚いたのと同時に、
この会社から買ってよかったなあとうれしくなりました。

また、自宅キッチンを少し変えたいということで、同じ会社にお願いしました。
事前に自宅に視察に来て、その台所器具が入るかどうかをリサーチしてくださいました。
その後、電気工事も来てもらって完璧な工事をして頂きました。

そして、また工事担当者の方より顔写真入りの葉書が来ました。
「今回工事しました○○です。もし使用上、不都合がございましたらいつでもお呼びください」と。
これを見たとき、改めて、この会社は売って終わりではなく、
購入後もお客様のフォローを大事にしているのだなと思いました。

私は、一層この会社のファンになりました。

何を話したいかと言うと、会社には戦法があり、戦略があって、戦術があります。
現場担当者には、その場で実際に、具体的に行う「戦術」が求められます。

しかし、戦法を分かっていない人が現場に出たらとんでもない事になりかねません。
一人でも、その戦法に反するような行動・言動をすれば、アンチをつくってしまうのです。
成果があがらない・お客さんから評判が悪い、信用・信頼がない・・・と、
自分で思う人は、戦法を全く分かっていないということです。

まずは、会社の考え方=戦法を理解すること。
そして、自分がどのような行動をとればいいのか。
おのずとわかってきます。それを一つ一つの積み重ねることです。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2009年10月20日 10:11 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ