仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2009年09月18日

イチローのすごさ

暗い話題が多い中、先日明るい話題がありました。
皆さんもご承知のように、イチローが9年連続200本安打という偉業を成し遂げました。
108年ぶりにアメリカの大リーグ記録を塗り替えたというから、本当にすごいことです。
 

私が購読しているメルマガに、そのイチロー選手の話があったので、ご紹介します。 

イチローは天才ですから、私のような一般人とは、生まれつき大きな差があると
思っていましたが、人間の遺伝子自体は99.5%変わらないそうです。
我々とイチローは、もともと大差が無いということです。
しかし、実際には大きな差があります。

その差の正体は「遺伝子をオンさせるか、しないか」という違いだそうです。
ほとんどの人間は遺伝子をオンさせないまま、人生を終えてしまいます。
 
一方、イチローは遺伝子をオンさせる力をもっています。

その大前提は、「自分のためではない」ということ。
ワールドベースボールに出た際、彼は胃潰瘍になりました。
あれは、日本を背負っているというプレッシャーからきたものです。
自分の成績だけ、出場したことだけで喜んでいては、胃潰瘍にはならないでしょう。
日本のためにとか、ファンのためにという思いが根底にあると思います。
 

ある教授が、イチローが眠っている遺伝子をオンにした理由をいくつかあげています。 
1.     いつでも最善・最高の準備をする
2.     すばらしい人たちとの出会いに恵まれた
3.     弛まぬ努力を積み重ねた
4.     常に高い目標を掲げて一歩一歩前進する姿勢
5.     自分のためでなく、人を喜ばせたいという気持ちが強い

 今お話しましたように、もともと人間の遺伝子は変わりません。
後は遺伝子オンするかどうかです。

遺伝子をオンさせるために、日本人としての考えをきちんと持つことと、
相手のために、人を喜ばせたいという気持ちをもつことを、常に実践していただきたいと思います。

 

 

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2009年09月18日 21:28 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ