自分のこととして
毎朝、朝礼の場で社員に話をしています。
私は、社長ですから、業績を上げるためには厳しいことも言いますし、
それができていないときには怒ることもあります。
利益を確保しなくては、派遣スタッフの方や社員も守ることができませんし
会社の存続はありませんから、当然です。
厳しいことを言う時には、
特定の社員のことや特定の部署のことを
思い浮かべながら話をするのですが、
それを自分のこととして捉える人と
自分には関係ないと思う人がいます。
先日ある社員から、こんなことを言われました。
社長は私のことを怒っているんだ!とショックでしたし、
また、自分自身に対し悔しい気持ちになりました。
だから発憤して、今まで以上の行動をしています。」
もちろん、私はこの社員を怒っていたわけではありません。
しかし、自分のこととして捉え、悔しい思いをして発憤し、
自ら行動に移してくれたことをうれしく思います。
逆に、本当にわかってほしい人は伝わらないなあと残念に思います。
変わらなければいけない人に、発憤してほしいのですが、
自分には関係ないと思っているから、何も変えようとしません。
自分の足りないところは何か、どこを変えていけばいいのか・・
ぜひ、いまの自分自身に問いかけてみてください。
何事も自分のこととして捉えるか、そうでないかで、
考え方や行動パターンが違ってきます。
その積み重ねで大きな差がつくのだと思います。