仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2009年05月25日

自分のこととして

毎朝、朝礼の場で社員に話をしています。
私は、社長ですから、業績を上げるためには厳しいことも言いますし、
それができていないときには怒ることもあります。

利益を確保しなくては、派遣スタッフの方や社員も守ることができませんし
会社の存続はありませんから、当然です。

厳しいことを言う時には、
特定の社員のことや特定の部署のことを
思い浮かべながら話をするのですが、
それを自分のこととして捉える人と
自分には関係ないと思う人がいます。

先日ある社員から、こんなことを言われました。

「先日の朝礼の話はズシンときました。
社長は私のことを怒っているんだ!とショックでしたし、
また、自分自身に対し悔しい気持ちになりました。
だから発憤して、今まで以上の行動をしています。」

もちろん、私はこの社員を怒っていたわけではありません。
しかし、自分のこととして捉え、悔しい思いをして発憤し、
自ら行動に移してくれたことをうれしく思います。

逆に、本当にわかってほしい人は伝わらないなあと残念に思います。
変わらなければいけない人に、発憤してほしいのですが、
自分には関係ないと思っているから、何も変えようとしません。

自分の足りないところは何か、どこを変えていけばいいのか・・
ぜひ、いまの自分自身に問いかけてみてください。

何事も自分のこととして捉えるか、そうでないかで、
考え方や行動パターンが違ってきます。
その積み重ねで大きな差がつくのだと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2009年05月25日 13:06 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ