聴く力をつけるには
自分は話をするのが下手だから、
もっと上手に話したい、もっと自分を伝えたいと
思っている人は多いでしょう。
私も20代のころはそうでした。
しかし、人と話をして意思疎通を図るのに最も大切なのは聴く力です。
聴く力がない人は話す力もつきません。
ではどうすれば聴く力をつけることができるのでしょうか。
それは・・・
といろいろと考えられますが、一番の近道は「他人に聴くこと」だと思います。
分かっていない人ほど自分で考えようとします。
プライドが捨てられず、人に聴くことができません。
自分の狭い範囲の中で考え、目先のことにとらわれ行き詰ってしまいます。
分かっている人は「自分が分かっていない」ということが理解できていますから、
「自分は分かりませんので、教えてください!」と素直に言うことができます。
魔法の言葉があります。
それは「お知恵を貸していただけますか?」という言葉です。
友人でもライバルでも、先輩でも上司でも、
この言葉を言われると相手は喜んで知恵を貸してくれます。
それが聴く力を強くする第一歩なのです。
まず、自分が分かっていないということを認めること、
プライドを捨てることがスタートだということを理解し、
聴く力を付けていただきたいと思います。