仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2009年05月15日

聴く力をつけるには

自分は話をするのが下手だから、
もっと上手に話したい、もっと自分を伝えたいと
思っている人は多いでしょう。
私も20代のころはそうでした。

しかし、人と話をして意思疎通を図るのに最も大切なのは聴く力です。
聴く力がない人は話す力もつきません。

ではどうすれば聴く力をつけることができるのでしょうか。
それは・・・

 

本を読むこと、講義を受けること、人と交流でる場に参加すること・・・・
といろいろと考えられますが、一番の近道は「他人に聴くこと」だと思います。


分かっていない人ほど自分で考えようとします。
プライドが捨てられず、人に聴くことができません。
自分の狭い範囲の中で考え、目先のことにとらわれ行き詰ってしまいます。

分かっている人は「自分が分かっていない」ということが理解できていますから、
「自分は分かりませんので、教えてください!」と素直に言うことができます。

魔法の言葉があります。
それは「お知恵を貸していただけますか?」という言葉です。
友人でもライバルでも、先輩でも上司でも、
この言葉を言われると相手は喜んで知恵を貸してくれます。
それが聴く力を強くする第一歩なのです。


まず、自分が分かっていないということを認めること、
プライドを捨てることがスタートだということを理解し、
聴く力を付けていただきたいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2009年05月15日 18:32 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ