仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2008年10月08日

何が何でも勝つ!

先日、八重山商工の甲子園物語がテレビでありました。
沖縄の石垣島から甲子園に行った高校のお話しです。
メンバーの考えが変わる瞬間はどこなのかを観ていました。

沖縄という地域は土地柄でしょうか、非常にのんびりしているそうです。
朝の練習に遅れるのは当たり前。先生に注意されてもダラダラ。
『勝とう!』という意欲が欠けているそうです。

試合には勝てず、なかなか強くなれず、
部員の誰かが「辞める」と言うと皆が集まって「辞めるのは止めようよ」と言う。
非常に人が良いんです。チームワークは良いのですが、
この仲良し集団がいよいよの時に勝てない『原因』だというんです。
これが最大の問題でした。

しかし、関東に対外試合に行って、真剣に大きな目標を目指している人達は、
動きが違うということを目の当たりにしました。
それまでどんなに監督が怒鳴り上げても良くなりませんでしたが、
各人が『これではいけない、本当に甲子園を目指すんだ!』と自覚することで
意識が変わり、動きが変わり、強くなっていきました。

仲間思いで、困っている人がいたら助け合うことも必要なのですが、
『周りはライバルで、自分が一番になる』とか、
『何が何でも勝つ!』といった闘争心があれば、
本当に強くなれると思います。


仲良しクラブ、お人よしクラブでは、勝負には勝てないんだということを
ぜひともわかっていただきたいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2008年10月08日 16:58 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ