仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2008年04月08日

面接の判断基準

4月になり新入社員が入社したところですが、来期の新卒採用の方や中途採用の方の
面接が続いています。

私は、これまでかなりの人数の方を面接してまいりました。
面接はほんの数十分です。この短い時間で人を判断するのは大変難しいですのですが、
私は判断基準のひとつとして、次のようなところを見ています。

■面接の中で、どのような話をするか

①過去の話をする人
②現在の話をする人
③未来の話をする人

人は3パターンに分けられると思います。
過去の話をする人は、過去の栄光、過去のプライドを捨てることができず
なかなかリ・スタートができません。
それよりも、「今から自分はこれをやりたい、やるんだ」と未来を語れる人には
可能性があると判断します。目的・目標をもっている人は強いのです。

■聴く姿勢

また、私は会社説明会で学生の方に話をする機会をいただいています。
私が大勢の学生の方に向かって、一方向に話をしているのですが、
興味をもって聞いてくれている人、そうではない人、感動してくれている人、そうではない人が
いることに気付きます。
学生の皆さんは私に対して一言も口を開いていませんが、その人の聞く姿勢で
思いが解るのです。

話をする時や話を聴く時にこちらが緊張していたら、相手を洞察することはできませんから、
いかなる状況においても余裕を持ち、冷静に判断することが大切です。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2008年04月08日 10:27 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ