支える
「つらい時、大変なとき、あの人が支えてくれた」
「自分は周りのたくさんの人に支えられている」
「支える」という言葉をよく耳にします。
自分が人を支えている時に、同時に自分自身も支えているのです。
ですので、人を支えるべき時に支えなければ、同時に自分も倒れてしまいます。
ピラミッド型の組み体操をイメージしてください。
組み体操は、皆でバランスをとりながらおこないます。
下の段から土台を作り、上に乗る人を支えています。
それが積み重なって一番上に人が立てるのです。
もし、誰か一人でも手を抜いたら、全部崩れてしまいます。
人を支えていると同時に、自分も支えているのはこういうことです。
自分が人を支えなくてはいけない時に、見てみぬふりをしたり、手を抜いたりすると
必ず自分自身に返ってきます。
支えるべき時に、手を抜かず、支える、力を貸すということを心に決めておけば、
自然に行動に出ると思いますし、自分がピンチの時には誰もが助けてくれると思います。