木鶏クラブ
このたび社内木鶏クラブを立ち上げました。
木鶏クラブは、月刊誌「致知」を読み、その内容について自分の考えや感じたことを
ディスカッションする会です。
「致知」という雑誌は人間学が学べる雑誌で、私は以前から読んでおりました。
各分野で道を切り開いてこられた方々の貴重な体験談が掲載されていて、
いつも感銘を受けていました。
この「致知」を活用し、社内で学びの場を共有し、さらなる人間的成長と
組織の活性化を目指したいと思いこの木鶏クラブ設立に至りました。
第1回目のテーマの中で、「自分の頭で考えなはれ」という松下幸之助の言葉が
一番印象に残っています。
何か問題が起こると「どうしましょうか?」「こうしましょうか?」
と意見を求める人がいます。
皆さんはすぐに答えを求めてはいないでしょうか?
上司がすぐ答えを返してくれると思っていないでしょうか?
先輩がすぐ教えてくれると思っていないでしょうか?
重要なのは、まず自分の頭で考えることです。
「考える」習慣がなくなることは、個人の成長を妨げることだと思います。
木鶏クラブは部署、世代、役職を超えたメンバーがいて、
一つのテーマに対し様々な意見、感想を聞くことができ、
他人の話を聞きながら自分を振り返ることができました。
第2回、3回・・・と長く続けていきたいと思います。
終了後、懇親会をしたのですが、語り足りなかったのかお酒の席でも
ディスカッションは続きました。いつか徹夜で討論会をしようという話もでました。
このようなすばらしい考えを持つ社員に恵まれて、本当にありがたいと感謝しています。