仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2007年04月13日

1分は何分か

新入社員が入社し、2週間が過ぎようとしています。
毎日教育・研修を行い、日々成長していく姿を見てたいへん嬉しく思います。

新入社員にはまず、日常の中で「挨拶ができるかどうか」「時間が守れるかどうか」を求めます。
これで人間の評価の大半が決まると伝えています。

ここで皆さんも考えていただきたいことがあります。私が研修の時によくする話です。

「1分は何分でしょうか」

このように問いますと、「1分は1分だ」と答える人が多いです。

しかしこう考えてみてください。

例えば自分の部署が10人いるとします。自分が1分遅れたら、10人の人の仕事が各1分遅れ、つまり10分遅れになることと一緒です。

相手に電話をかけるのが5分遅れたとすると、待っている相手の時間まで奪っていることになります。自分は5分遅れただけかもしれませんが200人で5分遅れたら1,000分遅れたことになります。

自己中心的な考えを捨て、相手のことを先に考えることが大切です。
常に「1分は何分か」という意識を持って仕事を進めて欲しいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年04月13日 17:24 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ