仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ

中島 彰彦

2016年09月アーカイブ

2016年09月07日

働くことと仕事の報酬

日本人の「働く(はたらく)」という考え方は、

「傍(はた)を楽(らく)にする=周りの人を楽にする」ということです。

「周りの人を楽にする、自分のためではなく周りの人のために働くのだ」という日本古来の考え方があります。

 

そして、報酬には、地位や収入という『目に見える報酬』と『目に見えない報酬』があります。

 

目に見えない報酬とは、

①個人的成長・・・一つの仕事を通じて以前の自分よりも成長できる

②能力的成長・・・一つの仕事を成し遂げ、次に自分の能力にストレッチをかける形で、もうひとつ大きな(ステップアップした)仕事ができるようになる

③仕事・・・仕事をいただけるということ自体が大変ありがたい報酬

 

目に見えない報酬はなかなか気付きにくいものですが、

仕事を通じて社会に貢献できていると実感したとき、

初めて自分の仕事のやり甲斐や、生き甲斐を見出せるのです。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2016年09月07日 16:57 |

2016年09月14日

リーダーの優しさ

部下が一人でも立派に生きていけるようにすることがリーダーの任務です。

人生を背負っている、そういう覚悟で人材育成に力を注いでください。

 

誤解されるようなことをしているのに

本人が気付いていなければ、厳しく注意をしないといけません。

愛情を持って厳しく叱ることが、人を育てることです。

「甘やかす」というのは育成ではありません。

 

リーダーに叱られたことのない部下は期待されていないと思い、

お互いの距離がどんどん離れていきます。

 

また、「叱る」の反対語は「褒める」ではなく、「叱らない」です。

「叱る」と「褒める」は同義語です。

相手に成長してほしいと期待しているからこそ、「叱る」のであり「褒める」のです。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2016年09月14日 09:32 |

2016年09月27日

腹を割る

皆さんは、本音で話せる人が何人いるでしょうか。

建て前で510年付き合ったとしても何の信頼関係も築けません。

 

信頼関係を築くためには、こちらが先に腹を割ることです。

自分をさらけ出して、相手から注意をされるしかないのです。

 

それは社内・社外でも、上司・部下でも同じことです。

 

リーダーだからといって、部下に格好をつけていると

誰も本音を話してくれません。

リーダーはチームを同じ方向に導いていくのが役割ですが、

そのためには部下と腹を割って話せる関係が不可欠です。

 

分かっていない人ほど自分で考えようとして、行き詰ってしまいます。

プライドを捨て、自分をさらけ出し、素直に聞いてみればいいのです。

 

腹を割ることは、恥ずかしく抵抗があるかもしれませんが

「恥をかくこと」=「力がつくこと」です。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2016年09月27日 12:00 |