「ひとつくり」のパイオニア「中島彰彦」が博多で人生観を語る。 ~ 仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ ~

2007年04月アーカイブ

2007年04月06日

就職活動中の学生の皆さんへ その5

就職活動中の学生の皆さんへ その5

私の大好きな話をします。

随分昔の話ですが、大分県のあるところに牛乳配達を職業としているお父さんがいました。毎日朝早くから階段を昇り降りして牛乳を配ります。とてもキツイ仕事です。

奥さんも子供達もお父さんの仕事に誇りを持てませんでした。
本人自身も誇りを持っていません。
もっと勉強していれば違う仕事ができたのにといつも思っていました。

ある日、アパートの3階に配達に行くと、そこに住むお母さんが窓越しに「牛乳屋さんありがとう」と言ってくれました。次の日もその次の日も続きました。
その「ありがとう」が嬉しくて、お父さんは「よし明日も頑張ろう」と思いました。

同じ様に配達していると、またお母さんが「牛乳屋さんありがとう」と言ってくれました。
でもよくこんなに早い時間に起きているなと不思議でした。
ある日配達に行った時、偶然お母さんがドアを開ける瞬間に合致した時がありました。
そのときにお母さんは言いました。
「私はお乳が出ません。あなたが届けてくれる牛乳で子供を育てています。
あなたが一日でも休めば子供が死んでしまいます」

この時、お母さんが僕を待ってくれているんだ、僕の配達する牛乳を子供が待っていてくれるんだと仕事に誇りを持てるようになりました。
「お父さんの仕事はつまらない仕事じゃない。日本中のお母さんが待ってくれているんだ。日本の将来を担う子供達の役に立っているんだ。こんなに誇り高き仕事はない、お父さんはこの仕事を続けるよ」と言い、子供達もお父さんを大好きになり、誇りを持ちました。

職業に高い低いはありません。立派な仕事、悪い仕事はありません。
世の中のお役に立つ仕事を、待ってくれている人のためにお役に立つ仕事を見つけていただきたいと思います。そして社会人として活躍していただくことを心からお祈りしています。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年04月06日 11:57 |

2007年04月11日

新入社員の皆さんへ

今日は4月ということもあり新入社員の話をしましょう。

私どものグループ会社にも合計28人の新入社員の方に入社していただきました。

新入社員研修は1ヶ月程度行いますが、まず「人として」「 社会人として」ということを最初に研修します。その中で皆さんに話すことですが、新入社員の特徴はひとつだけです。
それは、「何も知らない」ということです。
「何も知らない」ということは「後は教わるしかない」のです。

人の話を聴く時に、善意で人の話を聴く人と悪意で人の話を聴く人がいます。
どちらで人の話を聴けるかによって1年後、2年後には各々の成長に雲泥の差が表れます。
皆さんは「善意」で物事を捉え、すべてを受け入れていただきたいと思います。

人というのは善意(素直)に聴く人には教えたくなるものです。だから善意(素直)に聞く人は信頼も高くなり成長するのです。

是非ともこれを武器に一生懸命頑張っていただきたいと思います。

また、迎える先輩方は指導する際に、新入社員を怒らずに叱っていただきたいと思います。
「怒る」というのは自分の感情に任せて接してしまうことです。
一方、「叱る」というのは相手の成長を願い、厳しい態度で接することです。


新入社員の皆さんは先輩方から叱られたことを善意を持って受け止め、
成長の糧にしていただきたいと思います。
新入社員の皆さんが一日も早く戦力となり、人間として成長することを心より願っております。

 

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年04月11日 17:48 |

2007年04月13日

1分は何分か

新入社員が入社し、2週間が過ぎようとしています。
毎日教育・研修を行い、日々成長していく姿を見てたいへん嬉しく思います。

新入社員にはまず、日常の中で「挨拶ができるかどうか」「時間が守れるかどうか」を求めます。
これで人間の評価の大半が決まると伝えています。

ここで皆さんも考えていただきたいことがあります。私が研修の時によくする話です。

「1分は何分でしょうか」

このように問いますと、「1分は1分だ」と答える人が多いです。

しかしこう考えてみてください。

例えば自分の部署が10人いるとします。自分が1分遅れたら、10人の人の仕事が各1分遅れ、つまり10分遅れになることと一緒です。

相手に電話をかけるのが5分遅れたとすると、待っている相手の時間まで奪っていることになります。自分は5分遅れただけかもしれませんが200人で5分遅れたら1,000分遅れたことになります。

自己中心的な考えを捨て、相手のことを先に考えることが大切です。
常に「1分は何分か」という意識を持って仕事を進めて欲しいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年04月13日 17:24 |

2007年04月23日

ボストンマラソン優勝報告

ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
当社社員の副島正純選手(C's Athlete)が4月16日に行われたボストンマラソン・車椅子の部で優勝しました。
前日からの風雨で路面・天候・気温ともに悪条件の中、2位に約7分の差をつけてゴールしました。

本日が帰国後初出勤日でしたので、朝礼の中で優勝報告がありました。
皆様にも少し紹介しましょう。

「目標としていたボストンマラソン大会でゴールテープを切ることができました。
これは10年以上の競技生活の中で一番嬉しい出来事です。
当社に入りこの2年間、練習できる環境があるおかげで、選手としてのレベルをあげることができ、心身ともに成長することができました。もっと努力をして名前を残したいと思います。
また、全国的に障害者スポーツをさかんにしていきたいです。
今後も気を抜かずに頑張りますので、ぜひ応援してください。」 (副島正純選手)

私自身、彼が今までのレースで勝利できなかった時は非常に悔しい思いをしました。ですので今回の優勝は心から嬉しかったです。

ボストンマラソンのコースは2つの特徴があります。
一つ目は、折り返し地点がなく、片道行ったきりであること。
二つ目は全体的に下り坂が多く、出発地点とゴール地点では141メートルもの差があること。

最大のライバル、エレンスト・ヴァン・ダイク選手(南アフリカ、2001~06ボストンマラソン優勝者)と副島選手では20kgの体重差があるそうです。
下りの坂道では、体重が重いほうがスピードが出ます。それをカバーするために、下りでもこぎ続けるという作戦をたてたそうです。体重にまかせて下るよりも確実に体力を消耗します。どこまで体力が続くのかわからないけれども、挑戦しました。

副島選手がマラソンのコースをよく研究し、作戦を立てたことが今回優勝した勝因であると私は思います。

勝つためには、敵を知り、己を知ること。

スポーツに限らず、仕事でも何でもそうですが、勝つためには敵を知り己を知ることが重要だと思います。ぜひ副島選手の勝つための姿勢を学んでいただきたいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年04月23日 20:06 |

2007年04月27日

挨拶の大切さ

先日、新入社員には「挨拶ができるかどうか」「時間が守れるかどうか」を求めるとお話しました。

今日は挨拶の大切さをお伝えしましょう。

社会生活の中で挨拶はできてあたりまえのことです。
一日の始まりに「おはようございます」、
何かをしていただいて「ありがとうございます」。

これは自分以外の人たちへの心の伝達です。
このような形で自分の相手への信頼、感謝、尊敬の意味を伝えることができます。
挨拶やお辞儀が正しくできる人間に対して、周りの人々は無意識のうちに心を開いていくのではないでしょうか。

どうせやるのであれば、きちんと相手に伝わるように大きな声で、笑顔、声と動作を連動してキビキビとすることがよいでしょう。訓練をして身に付ければ、一生自分のものとなります。

あたりまえのことをあたりまえに、徹底してやることです。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年04月27日 18:44 |