「ひとつくり」のパイオニア「中島彰彦」が博多で人生観を語る。 ~ 仕事・人生観など「ひとづくり社長」の元気が出るコトバ ~

2007年03月アーカイブ

2007年03月02日

3つのS

先日、尊敬する経営者の一人、ジャック・ウェルチのお話をしました。
本日もまた、私が仕事をする上で彼から影響を受けたことを紹介します。

それはGEの行動理念3つのSです。

Speed スピード (速さ)
Simplicity シンプル (簡素)
Self Confidence セルフコンフィデンス (自信)

この3つのSを逆から解釈するとわかりやすくなります。

実行すべき事柄が明確に把握できている場合は、
『自信があり、やるべき事がシンプルである、よって仕事が速い』
その結果として成果が出るという構図が見受けられます。

一方、把握できていない場合は、
『自信がないため、思考が無用に複雑化する、よって仕事が遅い、遂行できない』
その結果として成果が上がらないということが多いようです。

物事を始めてうまくいかないようであれば、途中でやり方を変えても良いのです。
間違いとわかっていてやり続けることこそ、一番良くないことです。
判断に正しい・間違いはありません。
その判断をするかしないか、判断が速いか遅いかで評価が分かれてきます。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年03月02日 10:08 |

2007年03月12日

就職活動中の学生の皆さんへ その1

先月末に弊社の会社説明会がありました。
当日は多くの学生の方がお集まりくださいました。
数ある企業の中から、わざわざ弊社の説明会に足を運んでくださったことに、
また、多くの学生の方に話をする機会を与えていただいたことに心より感謝申し上げます。

私どもの会社説明会では、会社の事業内容をご理解いただくことも大切ですが、
将来世の中を担う皆さんですので、就職活動を通じて良い日本人、良い社会人に
なっていただくために役に立つ話をさせていただいております。
その中でお話したことを少しずつ紹介していきたいと思います。


就職活動中の学生の皆さんへ その1

私自身32年前、皆さんと同じように学生でしたが、全く自慢できる学生ではありませんでした。
何をやりたいのか、そういうことすらきちんと考えていませんでしたので、
就職活動もしていませんでした。
そんな私ですが、先輩としてアドバイスできるとすれば、
この就職活動を21年間生きてきたことの節目として捉えていただくのがいいのかと思います。

会社に入り、社会人として何を成し遂げたいのかということを考えていただきたいのです。

入社してからは、いろいろと研修や合宿などで教育をしますけれど、
教育で補えない点が一つだけあります。

それは意欲と情熱です。
その他の部分は教育で補うことができます。

学校では頭の良さは、知識や技術が多いか少ないかで判断されていた部分があると思います。
しかし社会に出ると、知識や技術ももちろん必要ですが、
それを価値に変えられなければ、何も生まれません。
今の世の中は情報があふれていて、知識や技術は取り込むことが出来ます。
逆に言いますと、意欲と情熱は人から習うものではありません。

意欲と情熱だけは持っている人間でいて欲しいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年03月12日 09:25 |

2007年03月16日

就職活動中の学生の皆さんへ その2

先日に引き続き、会社説明会でお話したことをご紹介します。

就職活動中の学生の皆さんへ その2

就職活動中の皆さんは20歳を超えていらっしゃると思います。
20歳になると成人式を迎えますが、20歳を超えたら「大人」というのは間違いです。

逆に、中学、高校を卒業後仕事をしている方で、
まだ成人になっていない方でも、「大人」はたくさんいらっしゃいます。

では、「大人」の定義は何かと申しますと、
社会的自立ができている人のことをいいます。
社会的自立ができている人の定義は、他のせいにしないということです。

何が出来なかったから、あの人がもっとこうしていれば、
もっといい家に生まれれば、もっといい大学に行きたかった、血液型が悪い・・・ 

「子供」は悪いことを理由付けして、すべて他のせいにします。
一方、「大人」は出てきた現象をすべて自分のこととして捉えます。

私はよく同年代の方や、人事担当者の方と話をしますが、
その中で聞く言葉で、私自身が若い頃に言われて嫌いだった言葉があります。
皆さんも言われたことがあるでしょう。

「今の若い人は」

これは私が大嫌いな言葉です。
驚くことに、ピラミッドにも「今の若い人は」という言葉が書かれているそうです。
紀元前4000年前から言われ続けていて、それから6000年も経っています。

今も昔も同じで、若い人の中でも立派な方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいます。
ひとくくりに「今の若い人は」「女性は」「男性は」という考え方が良くありません。
それは固定概念です。
固定概念を持っていると、自分の価値観でしか物事を判断できず新たな成長は期待できません。

 

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年03月16日 10:58 |

2007年03月20日

就職活動中の学生の皆さんへ その3

就職活動中の学生の皆さんへ その3

私は感謝ができる人間こそがすばらしいと思います。

振り返ってください。
皆さんが一番お世話になった人は誰でしょう。
お母さんではないでしょうか。親に一番お世話になったでしょう。

私達は自分で勝手に産まれてきたわけではなく、お母さんが産んでくださったのです。
夜中にお乳を飲ませてもらい、おしめを替えてもらい、
病気になったら病院に連れて行ってもらい、そのようにして育ててくれました。
お母さんが、お父さんがいなければ、私を含め皆さん方はここに歩いてこられなかったはずです。

お母さんやお父さんに感謝できているでしょうか。

一番お世話になった人に感謝できない人が、
社会人になって急にお客様や先輩や同僚に感謝できるなんてありえません。

お母さんは皆さんを育ててきたことに対して、見返りを求めてはいません。
無償の愛で皆さんを包んでくれています。

そして私達ができる最大の親孝行は何かといったら、
お金持ちになることやいい会社に就職することでなく、いい成人になることです。
自分の子供が世の中のお役に立っていると実感するとき、この子を産んでよかったと思うに決まっています。

出会った人、出会った仕事、出会った出来事すべてを受け止め、
感謝の心を持っていただきたいです。
ぜひとも仕事を通じて世の中のお役に立つ人間になっていただきたいと思います。

 

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年03月20日 11:53 |

2007年03月29日

就職活動中の学生の皆さんへ その4

就職活動中の学生の皆さんへ その4

学生の方から「社会人になる前に何を勉強すればいいですか?」とよく聞かれます。
いろいろあると思いますが、皆さん方は残り一年間の学生生活で、
今しかできない友人作りをしていただくことが一番大切なことだと思います。

友人こそが財産です。
いろいろなものを財産といいますが、お金はすぐに無くなります。
友人を作りたいとお金を積んでも、友人を作ることはできません。

多くの友人を作ってください。多くの出会いを大切にしてください。
そして自分が甘えた考えの時には厳しいことを言ってくれて、
苦しい時には自分の為に全てを投げ出してくれる真の友、“真友”を作ってください。

これからの人生で、仕事で、友人たちが助けてくれます。救ってくれます。
だから今、一番大切なことは人生の財産となる友人を作ることです。

友人を作るのには手順があります。
まずは好意をもつことです。次のプロセスは相手を信じることです。
なぜそのプロセスが踏み出せないかというと、信じたら裏切られることがあるからでしょう。
裏切られた経験が多少なりともあるから、信じることができないのだと思います。
残念なことに私もたくさんの裏切りを受けました。大きな挫折を味わいました。

しかし、こう決めておけばいいのです。

「人から裏切られても自分から人を裏切るな」

人生の中の教訓として、生きていただきたいと思います。

投稿者: 中島 彰彦 日時: 2007年03月29日 09:53 |